脳科学研究から見た英語習得

こんにちわ。

先日、図書館に行ったときに、おもしろそうな本を見つけました。


脳科学的に正しい英語学習法

自分は理系なので、科学的な裏付けを持って、英語学習が出来たら、英語学習の励みになります。

著者は一万人以上のMRI画像を解析している脳のプロフェッショナルです。

著者も20代後半になって英語学習を始め、今では不自由なく英語を操っているそうです。

そして、著者の実績とMRI画像の解析から、20代から40代の大人でも十分に英語の習得が可能であるそうです。

とても興味深い研究を分かりやすい言葉でまとめてくださっている素晴らしい本です。

いくつか深く頷く点があったので、一部紹介させ頂こうと思います。

まず、脳の内部で英語に関する部分は大きく8つあるそうです。

  1. 思考系
  2. 感情系
  3. 伝達系
  4. 理解系
  5. 運動系
  6. 聴覚系
  7. 視覚系
  8. 記憶系

各系は、初期段階では単独であり、トレーニングを行うことによって、各系が神経的に繋がっていくそうです。
英語はあくまでも人とコミュニケーションするためのツールなので、伝達系を中心に他の系との結び付きを強めるようなトレーニングをするそうです。

例えば、たくさんの単語を覚えているのに、いざ会話になるとさっぱり会話が出来ない人は、伝達系と記憶系と運動系がリンクしていないんだそうです。

 

リンクと書きましたが、本の中では、神経を太くすると書かれています。

いずれにせよ、英語はトレーニングによって、出来るようになるとのことです!

逆に言うと、英語を少しやったくらいで上達を感じられないのは、この神経を太くするのに、時間が掛かるためとも考えられます。

また、徐々に神経が太くなるにつれ、また各系を行き来するルートがいくつも作られるにつれ、加速度的に英語が出来るようになるように思います。

 

これは自分の実感とも一致しています。

 

今から6年位前、英語が全く出来なかった頃から英語の実感が感じられるようになるまで、数年くらいかかったように思います。

しかし、今は1年ですごい上達を実感しています。

やっていることは基本変わらないのに。。。

きっと、各系自体がの発達し、今は太くいくつものルートが出来上がってきているからだと思います。

 

もしも、初心者の方で、一体何をやればいいか途方にくれている方は、高額教材など買わずに(自分は買っちゃいましたけど・・・)、音読をベースとした学習を1年程度じっくりと頑張ってみてはいかがでしょうか。

徐々に徐々に、言いたいことが言えるようになって、英語が楽しくなって来ると思います。

 

一緒に英語を楽しみましょう!