英語耳に挑戦しています。

英語学習者であれば、一度は聞いたことがある「英語耳」に挑戦しています。

英語耳にはいくつかのシリーズがありますが、自分が挑戦しているのは、単語耳です。

 

単語耳英単語八千を一生忘れない「完全な英語耳」理論編+実践編Lv.1

 

今必死に自分の発音矯正中ですが、簡単な、中学校で学ぶような使用頻度の高い単語ですら、きちんとした発音が身についていないことに気付いたため、この単語耳で徹底的に発音を体で覚えようと思い、この本を購入しました。

 

Lv.1にはの最初の1000語を収録しており、日常英会話が何とかできるレベルの単語がメインになります。

 

著者は100回の音読を要求しています。

 

この本の前半部は、著者の長年の英語教育から得た確立された方針の説明に費やされています。

その中で、自分が大きくうなずける部分があったので、一部引用しようと思います。

英語の子音・母音は43個ほどありますが、どれも日本語にはない音です。知らない発音を聞くと、脳はよく知っている「カタカナ」に置き換えて理解しようとします。

 

これは自分の体験からも言えます。以前は発音記号通りの発音が出来ていなかったため、いくらお手本のオーディオを聞いても、いくら講師に発音を訂正されても、何が違うのか全く理解できていませんでした。これは聞いた音を必死に脳が分析して、日本語の音に置き換えていたからだと思います。

 

実際の英会話では、このナチュラルスピードの発音では、語尾の音が消えたり、非常に弱く発音されるケースが増えます。ネイティブは「音をどこまで省略しても相手が聞き取れるか」を感覚的に知っています。自分が楽な発音と相手が最低限理解できることとの2つのバランスをとって会話しているのです。

 

CDには辞書的な発音と実際の発音に近い省略した発音が収録されていて、実際の会話での発音方法を身につける事が出来ます。つまり、実践の英会話では辞書の発音方法を身に着けるだけでは歯が立たず、省略された発音も身に着けておく必要があるのです。
今、数回本書を繰り返し中ですが、徐々に省略版の英語が身に付き始めています。

 

私の場合、繰り返しの音読の効果は身をもって体験しているので、繰り返し100回は当然と考えていますが、とは言え、長い道のりになりそうです。

 

当面は20回繰り返しを目標にしていこうと思います。

 

発音矯正を独りで進めたい方にはお勧めの書籍です。