「ザ・コーチ 最高の自分に気づく本」という本をアマゾンで見つけたので、さっそく読み始めました。
普通のサラリーマンがある老人に出会って、人生を好転させているストーリーです。
どう好転させるのかと言えば、目標を設定することによって毎日を無駄にせずに意味のある毎日を過ごすことによって、好転させていきます。
英語学習は長い道のりですが、正しく目標設定しないと、途中で挫折してしまいます。
私も何度か挫折を繰り返しながらも、今に至りますが、本書を通して、正しくて効果的な目標設定方法を身に着けていきたいと思います。
目次
共感した文章
まだ読み始めたばかりですが、以下の段落になんだか共感しました。
なかなか成績が上がらない時、いつもあることについて考えてしまう。
僕は、これまで、けっこうやりたいことを実行してきた。しかし何をやっても、どこにいても、何か姿の見えない〝化け物〟を恐れているような、説明のできない不安に襲われることがあった。
旅行会社でも、レストランでも、今の仕事のセールスもそれなりに頑張ってきた。少なからずやりがいも感じた。でも、その一方で、うまくは言えないのだけれど、何かしっくりこない、違和感のような気持ちを包えながら生きてきた気がする。
いつも、森の中で道に迷っている子どものような、もう一人の自分が僕の中にいた。この気持ちは、時々現れてはいつの間にか消え、また忘れた頃に突然現われた。
果たして自分はこのままの生き方でいいのか?
自分には他に何かやりたいことがあるけど、自分自身でそれを覆い隠して、自分に嘘をついているんじゃないのか?
そんな言葉が浮かんできました。
【目標】【目的】【夢】【ゴール】【ビジョン】の意味
この本によると、【目標】【目的】【夢】【ゴール】【ビジョン】は以下のように定義されます。
私自身大切だと思っているので、ここに抜粋します。
目標
辞書的な意味:目的を達成するために設けた目当て
本書での定義:ゴールまでの途中の目安や通過点
目的
辞書的な意味:成し遂げようと目指す事柄
本書での意味:目的の実現のために設定されるもの
ゴール
辞書的な意味:競技などで、着順の決まる一番最後の地点・決勝点
本書での意味:目的のための最終的な目印
夢
辞書的な意味:将来実現させたいと、心の中に思い描いている願い
本書での意味:今この瞬間から先の未来を思って、心から叶えたいと願うこと、純粋に実現したいと思うシンプルなこと
ビジョン
辞書的な意味:将来あるべき姿を描いたもの
本書での意味:ビジョンは鮮明でありありとしていて、その光景を頭の中で見るだけで、嬉しいとか、楽しいとか、ドキドキワクワクするとかといった感情が湧くもの
人がゴールを手にした瞬間に見る光景、それを今想像する。そして、そのインパクトの瞬間に得られる感情を今味わう。それがビジョンです。
ザ・コーチ
ビジョンは鮮明でありありとしていて、その光景を頭の中で見るだけで、嬉しいとか、楽しいとか、ドキドキワクワクするとかといった感情が湧くものでなくてはなりません。
拒こばむことが耐え難いほどの魅力ある感覚です。ゴールを手にしたいと思うことは、その瞬間に得られる感情を味わいたいからです。人は物質的な報酬をどれほど得ても、それだけでは幸福ではありません。それを手にした時の感情こそが、幸せの源泉なのです
ビジョンを描く時のポイントですが、どうも人は、イメージを記憶できないらしいのです。だから、ビジョンはちょくちょく描く必要があります。一度描いただけでは、時間の経過と共に、効果がどんどんなくなります。できれば毎日、毎週、毎月、毎年、ビジョンを描いて想像し続けてください。
クイズ:マラソン選手の【目標】【目的】【ゴール】を分類してみる
目的・ゴール・目標の定義が分かったところで、マラソン選手を例に取り、次の各項目を目的・ゴール・目標のいずれかに分類するクイズがありました。
- 次のオリンピックで金メダルを取る
- 十キロのタイムを三カ月であと三分短縮する
- 自分が可能性に挑戦することで、子どもたちに夢を持つことの素晴らしさを伝えたい
- 今月、合計五百キロを走り込む
- 今年の選考レースで優勝する
- 脚力を十パーセント強化する
- 誰よりも速く走って〝風〟になる
上記の各項目を目的・目標・ゴールに分類すると、
目的
- 自分が可能性に挑戦することで、子どもたちに夢を持つことの素晴らしさを伝えたい
- 誰よりも速く走って〝風〟になる
目標
- 次のオリンピックで金メダルを取る
- 今年の選考レースで優勝する
ゴール
- 十キロのタイムを三カ月であと三分短縮する
- 今月、合計五百キロを走り込む
- 脚力を十パーセント強化する
目的が一番上にあり、その下に目標・ゴールという順序です。
そして、このマラソン選手の場合は、この目的・目標・ゴールをセットにした言葉を毎日自分に言い聞かせて、自分を暗示していくそうです。
私は、自分が可能性に挑戦することで、子どもたちに夢を持つことの素晴らしさを伝えたいんです。そのために、次のオリンピックで金メダルに挑戦します。だから毎日努力して、今年の選考レースで優勝します
ザ・コーチ
このマラソン選手の場合、オリンピックで金メダルを取ることが目的ではないんです。それよりも更に壮大な目的があるんですね。
目標の達人の第一歩:ドリームツリー
本書によると、目標の達人になるには、以下の手順を踏んでいく必要があるそうです。
どんな些さ細さいなことでもいいので、自由に【夢】や願望をリストアップする
本当に心から実現したい夢をいくつか選んで、どうしてそれを手にしたいのか、いつまでにどんな状態になりたいのかといった【目的】や【ゴール】をはっきりさせる。
そのゴールを手にするために、具体的な目印や通過点といった【目標】を設定する。
と言う事で、夢や願望を書き出してみようと思います!
目標の達人化計画2で、私のドリームリストを作成しようと思います。