以前、あるプロジェクトで一緒に働いたことがある香港の同僚からReference Checkを書いてくれないか?と頼まれました。
目次
Reference Checkって?
日本ではあまり馴染みがないのですが、海外ではよくあるようです。
日本語に訳すと、「経歴照会」とか「身元保証」「推薦書」になるようです。
今回は元同僚 (今は良き友)が転職することになり、転職先に彼の仕事ぶりを彼が伝えることが必要だそうです。
彼はまず、転職先に私の名前とポジションと連絡先を伝えていいか?と聞いてきたので、快諾しました。
Reference Checkの内容
すぐに、先方のHuman Resources (以下HR)より、丁寧なメールとともにワードのファイルが送られてきました。
質問は、6項目あり、おおよそ以下のような内容です。
- 知り合って何年か
- どんなタスクをこなしていたのか
- 彼の強みは何か
- 困難に立ち向かう能力はあるか
- 上司、同僚、部下とはどうやって関わっていたのか
- どんな実績があるか
最後に、彼をもう一度雇いたいと思うか?という設問がありました。
もちろん全て英語で書かれています。
どんなことを書いたか
どんな事を書いたか、ご興味があるかも知れませんが、ここでの公開は避けておきます。
一応、こちらのサイトを参考にしながら、具体的な事例を挙げて、書きました。
How to Write a Letter of Recommendation
私の好きなサイトの一つのGrammar Girlです。
Grammar girlによるとポイントは
- 当然ですが、本人ついて書く。主語は私ではなく、対象者で始める。
- 実績とその詳細を示す。
- 誠実に真実を挙げる。
ただ単に褒めまくるだけではなく、具体例を挙げているので、内容の信用度も上がっていると思います。
彼の将来に関わるので、2日かけて書き上げました。
英語で書かなきゃならなかったので、思った以上に時間がかかってしまいました。
彼と私は、お互い尊敬しあっていて、一生の友ともいえる存在です。
彼の幸運を祈ります!
追記。(2018.06.14)
その後、彼は無事この転職先に就職しました。
ただし、数か月で辞めたようです。
詳細までは聞きませんでしたが、香港から中国本土まで毎日通っていたため、家族との時間が少なくなってしまったことも、一つの要因だったようです。
その後、彼は政府系の職にありつき、今では子供も授かり、毎日充実してた生活をおくっているそうです。