2019.8.16 英語学習ニュース記事:付帯状況のwithの使い方

私が愛用している「All IN ONE」を出版しているLinkage ClubからTOEIC用のテキストが販売になっています。

 

定価は 1360円(税別)ですが、今日現在、アマゾンで2142円の値段が付いています。
アマゾンは便利ですが、定価よりも高い金額を払わされることがあるので、注意が必要です。
出版社もこんな状態は良いとは思っていないはずです。出版社自らアマゾンでの販売に乗り出せばいいのに、と素人ながら勝手に考えています。

私はまだ購入していませんが、Youtubeに解説が投稿されていたりと、かなり親切な内容になっているようです。
私もYoutubeは拝見して、思わず買いそうになりましたが、今は他の教材を進めているので、また次回にしたいと思います。

こんな盛りだくさんの内容が1000円ちょっとで手に入ります。たくさんの知識が手に入るんです。

私はラーメンが大好きなので、よく食べに行きますが、ラーメン1杯も大盛りにしたりトッピングしたら1000円くらい超えちゃいます。
あのラーメン1000円とこの英語のテキスト1000円を比較すると、どっちが人生にとってプラスになるか、すぐに答えが出ちゃいますね。

それでも、ラーメン好きは辞められず、今日のお昼はらーめんを食べに行く予定です。。。
でもその前に今日の英語ニュースを読んでみましょう!

今日の英語学習 英文ニュース記事

今日の英語ニュース記事は、The Japan Newsより以下の記事を選びました↓

More firms viewing better sleep as sound investment

記事の写真やsleepという単語から、オフィスでの仮眠についての記事のようです。

30分以下の仮眠は脳を休ませる点で有効と聞いたことがあります。

面白そうな記事ですね。
早速記事の本文を読んでいきましょう。

重要単語・熟語

  • designated: 専用の
  • in line with:~に一致して

記事内容の紹介

  • 多くの日本企業が従業員の睡眠の質を向上させる努力をしている
  • いくつかの会社に至っては、より心地よい睡眠のための「sleep tecnology」を商機ととらえている
  • 7月、ロート製薬は、3ヶ月間40名の従業員の睡眠習慣を良くするための取り組みを始めた
  • この取り組みでは、マットレスの下に敷かれた専用のシート状のデバイスで従業員が睡眠に入るまでの時間や深い睡眠の長さを計測する
  • 計測結果をもとに、この会社は睡眠にまつわる問題点を従業員に伝え、スマートフォンを介してアドバイスを提供している
  • 昨年の10月に行われたアンケートによると、半分以上の従業員が睡眠に不満を持っており、60%以上の人が、仕事中に強い眠気に襲われた経験を持つことを示した
  • 睡眠の質を上げることで、仕事の生産性や安全性を上げることに繋がると考え、この取り組みは始まった
  • この睡眠への関心は2017年に「睡眠負債」の言葉ともに、注目されるようになった
  • 大阪のダイドードリンコでは従業員にランチにコーヒーをとり、15分の仮眠をとるように薦めている
  • 15分から20分後に現れるカフェインの効果で従業員はスッキリと目覚めることが出来る
  • パナソニックでは自動的に室温や照明を調整する機器を販売している
  • また、寝具の西川の協力の下、心地よい睡眠環境の実現に向けたサービスを検討している

ピックアップセンテンス

今日は、以下の英文を読み解いていきましょう。

An increasing number of Japanese companies are working to improve the quality of sleep of their workers, with some seeking business opportunities from “sleep technologies” for comfortable sleep.

前半と後半に分けてみます。

前半:An increasing number of Japanese companies are working to improve the quality of sleep of their workers,
後半:with some seeking business opportunities from “sleep technologies” for comfortable sleep.

前半部の主語と述語を見つけてみましょう。

主語:An increasing number of Japanese companies
述語:are working
「to improve the quality of sleep of their workers」はTo-不定詞で、「彼らの従業員の眠りの質を改善するために」になります

後半部を見ていきましょう。

with some seeking business opportunities from “sleep technologies” for comfortable sleep.

後半部は、withで始まっています。これは一種の分詞構文になります。
All in Oneの213ページには

with + S + Ving : SがVしている状態で

とあります。
これに当てはめると

S=some
Ving=seeking

someの後ろにはcomapniesが省略されています。前半部と合わせる形で、後半部もしていると言う付帯状況を説明しています。

それでは、読み下し文に移りましょう

増加している日本企業の数は取り組んでいる、睡眠の質を改善するために、彼らの従業員の、いくつかの会社は探しながら、ビジネスの機会を、「sleep techonologies」から、心地よい睡眠のための

 

読み下し文は英語の語順をできるだけ崩さないようにしていますので、日本語としては分かりにくいですが、英語を英語の語順で理解するためには、とても有効です。

では、次に、この読み下し文を英語に戻しましょう。

An increasing number of Japanese companies are working to improve the quality of sleep of their workers, with some seeking bussiness opportunities from sleep tecnologies for comfortable sleep.

 

皆さん、どうでしょう?出来るまで何度も繰り返してトレーニングしましょう。

記事の感想

ありますよね、どうしようもなく睡魔に襲われる時って。
分かります。なんとかして起きようと努力しているのですが、ついついコックリコックリと始まってしまいます。
幸い、私のデスクはパーティションで多少見えにくくなっているので、周りにはバレていないと思います。(バレバレかもしれませんが)

この睡魔は新入社員だろうと、重役だろうと起こりうることです。
昔だったら、気合が入っていない!で怒鳴りつけられていたでしょうが、今はそんな時代ではありません。

記事の中にあったように、15分程度の仮眠で、頭がスッキリして生産性が上がれば、安いものです。

ダイドードリンコさんは、ついでに「仮眠用コーヒー」を発売すれば良いのではないでしょうか?
糖分ゼロでカフェインの量を最適化した「寝るためのコーヒー」は新しいマーケットかも知れませんね。

それでは、今日はこのへんで。

お盆休みも終盤ですね。

英語に没頭していきましょう!