毎日の積み重ねが埋まらないほどの差になります。

今日はYoutubeにあった動画を紹介したいと思います。

成功のマインドセット コービー・ブライアント

2:10位から特に大切な事を言っています。

以下、私が気に入った日本語訳を抜き出しました。

もし最高のバスケ選手になるなら、当然練習は欠かせないね
しかもなるべく多くの時間、頻繁にね
例えば、朝10時に起きて昼12時まで練習したとしよう
ちゃんと休まなきゃいけないから、夕方6時にまた再開する
夜8時まで練習して帰ったらシャワーして、夜飯食べて、寝て、朝起きて繰り返す
1日2回の練習だ


朝3時に起きて、4時から練習を始めたらどうなる?
4時から6時まで練習して、朝食とったり、休んだり、いろいろして
朝9時から11時まで練習を再開する
また休んだ後、昼2時から4時まで練習
おまけに夜7時から9時までまた練習


朝4時までに起きた結果、どれだけ多くの練習が出来たと思う?
その練習量が積み重なり、競争相手や仲間との間に、むちゃくちゃでかい差が生まれる。
どんな夏合宿しても関係ない
歴然とした差になる
だって5年分くらい差が出来るからね
朝早く起きるのは、それだけたくさん練習できるからなんだ

1日2時間の練習を2回やるのと、1日に2時間の練習を3回やるのでは、大きな差になり、そしてそれは埋められないほどの差になるのは、とても納得がいきます。

自分の過去の経験でも、気付いたらとてつもない差が出来てきて、もう追いつけないところに行ってしまった友人や同僚もいました。逆に、自分がコツコツ毎日毎日続けたことが、大きな差になり、友人や同僚が追いつかないほどの差をつけたこともあったと思います。

私の英語学習での経験

外資系に転職して、英語が全くできないことに焦り、英会話スクールに入学したことがあります。まだ英語の身に着け方を知らず、英会話スクールに入れば、英語が話せるようになると思っていた頃です。

このスクールでは英語初心者の友人も数人出来ました。その友人たちは、私と違い、仕事で英語を必要とせず、英語が話せたら良いな、楽しめたら良いな、と思う友人たちでした。英会話スクールでは英語が伸びないことに気付いた私は、一旦英会話スクールを辞めましたが、今でも年に数回は一緒にその友人たちと飲みに行きます。

飲みの席で、お互いの事を話していると、私がTOEICで900点を超えたことや英検1級を取ったことを知って、びっくりしていました。

びっくりどころか、友人たちの表情は、それ以上のものを語ってくれました。

とてつもない差が開いてしまった!

そんな感想が、彼らの表情から読み取れるのです。
もう手の届かないレベルに行ってしまった。と言った表情です。

私自身は、自分の英語力が完ぺきではなく、まだまだ学習を続けなければならないと感じているのですが、英語初心者だった頃に出会った友人たちからは、とても英語が出来る存在に見えたのだと思います。

英語学習は、毎日毎日コツコツ積み上げていくもの

聞いているだけで、突然英語が出てくる、とか3ヵ月で英語が話せるようになるとか、そんな聞こえの良い英語教材もたくさんあります。

私も一時期、このような教材を買っていた時期もあります。

でも思うように英語力は上がりませんでした。

(今なら、このような教材もしゃぶりつくすように効果的な方法で使い倒せば、英語が出来るようになると言いきれます。)

結局は、どれだけ毎日大量に反復して英語を聞き、口に出し、書いたかが英語上達のカギだと思います。

Confidence comes from preparation

冒頭のYouTubeの途中で、”Confidence comes from preparation”と言う発言があります。
何千回も練習しているから、本番の試合でももう一回成功できるって自信に繋がると説いています。

私も、英語のプレゼンをやる前などは、嫌で嫌で仕方ない時期もありました。
早く終わらないかなとか、嫌味な質問とか来ないと良いなって願っているだけの事もありました。

しかし、ただ願っていても状況が変わらない、どうせなら本番前にきっちりと練習して本番に挑んでやろう、どうせならこのプレゼンを楽しんでやろう、あわよくば相手の質問に対してきちんと回答してやろう、と思うようになりました。

そのために、プレゼンの原稿を作りこみ、想定問答集を作ったりしました。
原稿は何度も何度も読み込み、暗記するようにしました。
プレゼンの作り方も見ている人がわかりやすい作りに変えたり、自分が発表しやすいように、キーメッセージを明確にスライド一枚一枚に込めていきました。

ちなみに余談ですが、私の同僚にはわざと分かりにくいプレゼン資料を作り、難しい事をやっているような演出をしている人もいたのは、ここだけの話です。

こんな感じで、プレゼンにきっちりと準備していくと、少し心に余裕が持ているようになりました。

毎回のプレゼンで暗記するくらい原稿を読み込んでいるので、プレゼンに使うフレーズもおのずと自分の体に染み込み、いつしかまるで自分の言葉のように、スラスラと口から出るようになりました。

私の同僚で、私がこんな努力をしていたことに気付いている人は、いなかったと思います。

でも徐々に英語力が上がっている私を見て、そして、対等に外国人上司とディスカッションをしている様子を見て、もう英語ではかなわないと考える同僚(上司)もいたように思います。

ちなみに、同僚は10分くらいのプレゼン時間を割り当てられていましたが、私のプレゼン時間は英語力の向上につれて、10分から最終的には1時間に伸びました。

でも簡単ではありません

毎日コツコツやることは、簡単な事ではありません。強い精神力と何が何でも英語を身に付けるんだという強い意志が必要です。

このブログが、そんな真剣な英語学習者に届き、少しでもお役に立てたらと思っています。

一緒に頑張っていきましょう!