TOEICの点数が就職や転職などで有利になることは明らかですので、今まで皆さん必死に頑張ってきたと思います。
その頑張りを無駄にしないために、TOEIC受験の前日と当日にすべきことをまとめてみました。
私も定期的にTOEICを受験していますので、随時追記していきます。
この記事を読んで、焦らずにTOEIC本番を楽しんでほしいと思います。
それでは行きましょう!
目次
お仕事や家族、友達との付き合いもあるかも知れませんが、TOEIC前日の土曜日は、当日と同じ時間に模試を解くことをオススメします。
公式問題集でも信頼のおけるTOEICerの模試でも構いません。
例えばこの模試は信頼性が高いです。Kindle Unlimited対象になっているのも嬉しいです!
例えば、午前受験の人は10時20分開始、午後の人は15時開始します。
可能な限り、静かな場所で、テキスト、音源、マークシート、筆記用具、腕時計を用意して開始して下さい。
当日、本番中に焦ってもパニックにならないようにするための予行練習です。
ちなみに参考に問題を解くペースについては、次の記事が参考になります。(午前受験者用です。午後の方、申し訳ありません・・・。要望があれば作ります)
当日の持ち物を再確認しましょう。
当日準備するのではなく、前日に準備完了しておきます!
- 受験票
- 証明写真1枚
サイズは縦4cm✕横3cm
注意点はこちら:https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide02/guide03_02_02.html
受験票が未着でも証明写真を持っていって下さい。 - 写真付きの身分証明書
運転免許証、学生証、パスポートなど - 腕時計
腕時計以外の時計はNG - 筆記用具
- マスク
腕時計と筆記用具はオススメがあります。
腕時計はデジタルで正確なものが良いと思います。
私はTOEIC用に、カシオのデジタル時計を買いました。
まぁダサいっちゃダサいですが、正確だし、安いのでオススメです。
ちなみに、事前に時報で時計を合わせるようにしましょう。
TOEICは試験官の時計を基準に進められますが、試験官の時計は時報で合わされています。
正確な時刻はこちらでも確認できます。
https://www.nict.go.jp/JST/JST5.html
https://domisan.sakura.ne.jp/timesignal/timesignal_opus.html
筆記用具のオススメは、マークシート用の太いシャープペンです。
これは外せません。
0.5mmのシャープペンの芯で細々とマークなんて時間の無駄です。
1問マークするのに1秒節約できたら、全部で200問、つまり200秒、3分20秒も手に入れることができます。
3分あれば、Part7の3問は回答できます。
絶対にこれを買ったほうがいいです。
本当に初歩的なことですみません。
でもTOEICの会場は毎回変わったりもするので、事前にチェックしておきましょう。
私の場合は車で行くので、近くの駐車場を2,3個探しておきます。
TOEICの日は試験会場周辺の駐車場が埋まりやすいので、①近場、②少し近場、③遠いけど空いてそう、の3箇所です。
会場周辺のスパーとかパチンコ屋さんとかに止めようとしても、TOEICの係員がTOEIC受験者が勝手に駐車場に止めないように立っています。
無理せずに有料パーキングを堂々と使いましょう。
試験開始前ギリギリまで参考書とかをやるべきか?
TOEICは当日の試験前に詰め込んでできるようになる試験ではありません。
むしろ、私の経験としては当日は軽くリスニングパートを聞き流すくらいの方が良いと思います。
その理由は、TOEICは2時間を全力で走り切る必要があるからです。
試験前に体力消耗して(頭の体力です)いたら、本番の2時間を走りきれません。
私もTOEIC前にオンライン英会話を入れたりして、脳を英語に切り替えよとしましたが、逆に脳が疲れてしまい、本番で力を出しきれませんでした。
当日は本番に備えて、脳を疲れさせないようにする。
やるなら軽く復習だけ。
試験前には、2時間を走り切るために集中力維持をサポートする食べ物をとると良いです。
力を出し切るための食べ物ですので、これを食べるとプラス100点になるとか、そういうものではありません。
アスリートたちは、試合開始の3時間前までには食事を済ませると言いますので、皆さんもこれに沿って、食事の時間を逆算して下さい。
例えば、現在は午前受験と午後受験の2つに別れていますので、午前受験の場合は7時20分までに、午後受験の場合は12時までに食事を済ませるようにしましょう。
3時間前に食事を完了させて、そこから2時間の試験となると、試験開始前にエネルギーを補給したほうが良いです。
ここでは、試験の30分前くらいに取ると集中力が維持できる食べ物を紹介します。
ブドウ糖は脳のエネルギー源です。
ですから、ブドウ糖を摂取して、脳をエネルギー満タンにした方が良いと考えがちですが、どうもそうではないようです。
ブドウ糖を直接取ると、血糖値スパイクによって逆に集中力が落ちてしまう場合があるようですので、避けたほうが良いと思います。
ブドウ糖はすぐに吸収されるので、血糖値の急上昇を招きます。
すると上昇した血糖値を下げようとインスリンが出ます。
大量のインスリンによって急激に血糖値が低下すると、集中力の低下につながります。
そういう意味では、ブドウ糖は脳のエネルギー源と言いながらも、試験直前に食べるのは避けたほうが良いように思います。
ブドウ糖は徐々に分解されて脳に供給されるように、炭水化物などの食事から補給するのが良いでしょう。
コーヒーに含まれるカフェインも集中力を増す作用があります。
試験開始の30分前にコーヒーを飲んでおけば、ちょうど試験開始頃にカフェインの効果が出始めてくるはずです。
ただし、利尿作用でトイレに行きたくなるので飲みすぎには注意が必要です。
チョコレートは糖分もあるので、分解されてブドウ糖の補給にもなりますし、集中力も上がると言われています。
集中力アップをアップさせる「テオブロミン」も含まれています。
ブドウ糖の吸収が緩やかな低GI のチョコレートがオススメですね。
チョコレート効果を販売する明治のサイトにはブドウ糖吸収の分かりやすいグラフがあったので引用します。
https://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/chocokoka/low-gi/
グラフを見ると、はやりブドウ糖は吸収が早く、30分後には血中濃度がピークを迎えます。
しかし、急激に低下して、約80分後には、元々の量よりも下がってしまいます。
80分後というと、Part6くらいに差し掛かっていますから、長文問題を解く時には、脳はエネルギーが不足している状態になってしまいます。
宣伝ではありませんが、低GIのチョコレート効果が2時間のTOEICには最適かもしれませんね!
私は、試験会場近くのコンビニでチョコとレッドブルを買っています。
レッドブルは、景気づけに飲んでます。効果は不明(笑)
準備してしすぎることはありません。
とにかく、TOEICの2時間を走り切るために、できることをやっていきましょう。
試験開始前は脳の疲労を最小限にするために、目を閉じてるのもいいです。
目からの情報は脳を疲労させてしまいます。
そっと目を閉じて、集中力を高めましょう。
試験官がそっとリスニング問題を再生させたとき、あなたの戦いは始まります。
あなたをそっと応援しています。