こんにちは!
今日は、「場所の副詞+自動詞+主語」の倒置について書きたいと思います。
普段音読用に使用している速読速聴英単語・Business1200に次の英文を見つけました。
Within each business group are a number of divisions.
「within each business group」が文頭に出て、主語の位置にあります。
主語になれるのは、名詞や代名詞ですから、within each business groupは副詞で主語にはならないように思い、毎回音読するたびに違和感がありました。
そこで、時間がある時に調べたところ、これは倒置により語順が変化した文章のようです。
倒置とは
All in Oneの解説によると
5文型に見れる原則的な語順が無視されることを倒置と言う
身近な例はBe動詞の疑問文
と書かれています。
Forestには、
驚かせてから話を進めるために文頭を強調したり、おいしいネタを最後までとっておくために、文末に重要な要素を回す
と書かれていました。
私が違和感を感じた
Within each business group are a number of divisions.
という英文も、並び替えると、
A number of divisions are within each business group.
となり、Be動詞も主語と一致します。
倒置の訳だと
それぞれのビジネスグループには多くの部門がある。
倒置の文を並び替えた訳だと
多くの部門がそれぞれのビジネスグループにある。
となります。
倒置により、多くの部門と言う情報を後に回したかったのでしょう。
語順に違和感があったら
倒置を疑おう!と言うのが、私の今回の学びです。
私は、英語の語感を音読によって自分の中に取り入れてきました。
何度か触れていますが、英文の構造が理解できているものを何十回も読み込んでいきます。
英文の構造が把握できなくて、意味が分からないものをいくら読んでも、身になりません。
効果的な音読をするためにも、上記を気を付けるようにしましょう!
それでは、引き続き英語学習頑張っていきましょう!