優秀な人ほど大企業を去る理由

今日はHBRにあった記事について、考えてみたいと思います。

その記事のタイトルは、

Why Some High Performers Are Quitting Big Companies to Work for Themselves

https://hbr.org/2019/01/why-some-high-performers-are-quitting-big-companies-to-work-for-themselves

他の誰にも負けないニッチな技能を持った人は、大企業の枠にとらわれて働くよりも、より強みを持っているそうです。


they had more upside working outside of the constraints of one large company.
 

大企業を辞めて、誰かのために働くのではなく、自分のために働くために、Personal IPOを行い、solopreneurとして働く場合、初期の段階ではどうしても、生活費や保険などを心配します。
ただし、その苦しい時間を耐える切ることが出来れば、生活費などの心配はなくなると記事では触れています。


Many worry about health insurance and a stable paycheck, but if you can tolerate the uncertainty, you can earn more than enough to cover health care and save for rainy days.

この記事によると、大企業を辞め、起業した人の70%以上が、ニッチな分野において、年収100,000ドル~250,000ドルを稼ぎ出しているそうです。一般的な家庭のそれは、100,000ドルほどなので、70%以上の人が起業に成功したと考えて良いかと思います。

マッキンゼーによると、Fortune 500企業のたった7%しか、優秀な従業員を雇用し続けられないと考えているそうです。


Per a McKinsey survey, only 7% of Fortune 500 executives believe they retain high performers.

優秀な人ほど、会社を去ってしまうとなると、企業側はいったいどうやったら、彼らを引き留めることが出来るのでしょうか。

給与面やポジションをいくら良くしても、彼らを引き留めることが出来るのは数年でしょう。

会社側は、多額の費用をかけて、従業員を採用し、トレーニングしているわけで、やっと力が付いてきたと思った矢先に辞められてしまったら、投資を回収することが出来なくなるでしょう。

まさに war for talentです。

また、大企業では政治的なスキルが、 出世すればするほど より重要になるとも伝えています。

it was the realization that political skills were increasingly important the more senior you got

個人で起業してしまえば、大企業にいた時のように、親会社や株主から「私のために最近何をしてくれたんだい?」って聞かれなくて良くなります。これも大企業を去る理由のひとつとして挙げられています。


 Being free from answering to a corporate parent or shareholders who say, “What have you done for me lately?”

Personal IPOを視野に、自分の特技を磨こう

大企業にはある種の閉塞感が漂っていると思います。もちろん、大企業に入るには、相当な努力が必要で、社外から見れば、福利厚生もしっかりとした輝かしい会社であることは間違いないと思います。

私もFortune 500の50位以内にランクする大企業で働いていますが、最近は自分の出世の限界、成長の限界、組織の限界など、いろいろな限界が見えてきました。

Personal IPOもひとつの自己実現として、Opt out of the traditiona pathwayとして、考えてみるのもありかも知れませんね~